金沢からの贈り物2024年02月18日 11:42

金沢の友だちから、地元のものがぎっしり詰まった贈り物が届きました。
ほんとは私から何か送りたかったのですが、救助や復興に道路が使われているかもと、
少し落ち着いてからにしようと思っているうちに、彼女の方からいただいてしまいました。
きれいな字でびっしり書かれた分厚いお手紙もそえられていました。
このところずっと、心身の調子がいまひとつのなか、本当に嬉しかったです。

金沢は余震もそれほど大きく感じず、倒れたお墓の修理も無事終わったそうです。
(友だちが電話した時点で、すでに200件ほどの依頼があり、順番待ちだった)
彼女は福祉介護の仕事に就いているのですが、お手紙には、
能登の方の状況はいまだ深刻で、金沢のお子さんの家を頼ってこられた高齢の方が、
いざ同居を始めたものの、避難生活で足腰を悪くされて介護が必要な人が増えていること、
彼女の職場でも数人受け入れたけれど、限界があって、今は新規を断らざるを得ないこと、
スタッフにも地震でご家族を亡くしたり、実家が倒壊したりされている方もいて
何もできないのを申し訳なく感じると書かれていました。
それで、せめて地元を応援したいと、大好きなものをいっぱい詰めてくれたそうです。

ひとつは金沢で有名な甘納豆やさんの甘納豆。たくさんいただいた中から、
大納言と緑豆の写真を。大納言は能登が産地。緑豆の方は大浜、珠洲市と書かれていて、
被害が甚大だったところです。農家さんはどうなったでしょう。どうか皆さんご無事で、
農園も、たとえ時間がかかっても、復活しますようにと願いながらいただきました。

金沢の甘納豆

甘納豆といえば、お砂糖がまぶしてあるイメージでしたが、そうではなく、煮豆の水分を飛ばしたようなというか、あっさりして、とっても美味しかったです。
大切にいただこうと思ったのに、封を開けたが最後、つい手が止まらず、母と一気に食べてしまいました。(我が家では、手が止まらないお菓子を「危険なお菓子」と呼んでいます。)
さすがお茶処の金沢です。
また、羊羹や、地元で知らない人はいないというソウルフード「ビーバー」の揚あられ、
甘いもののお供にと、金沢のほうじ茶とコーヒーも入っていました。
(「ビーバー」もすごく美味しいです。こちらも「危険なお菓子」です。)

私もこんな応援したいなと思って調べてみたら、甘納豆や揚あられはオンラインで
買えるようです。お店との直接のやりとりはもう少し現地が落ち着いてからがいいのかも
しれませんが、名古屋では中日ビルにこちらを発見。
↓↓


震災の影響で、現在どういった商品があるかはわかりませんが、体調の良い日に、ぜひ行こう思っています。ほうじ茶もすごく美味しく、身も心も温まって、元気になりそうです。

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