美しい星空に輝く星座は…ギョー座!2019年10月30日 00:05

20代のころ、広告代理店にいたので、CMはけっこう気になります。
思わず笑ってしまったり、心が温かくなるようなCMが好きです。
めったにお目にかかれないだけに、見つけると、嬉しいです。

映画好きなだけに、トミー・リー・ジョーンズが缶コーヒーの宣伝に
登場したときには、拍手を送りました。
(起用しようと思った人も出てくれた本人も偉い!)

最近の我が家のお気に入りは、ソフトバンクのCM。
といっても、まだ一回見ただけですが、どんなCMかというと・・・

冒頭、美しい星空が目の前に広がります。
その星空に感激するふたりの若者(Starring岡田准一&賀来賢人)。
「星空きれいだろ」とひとりがいうと、もうひとりが輝く星座を指さし、
「あ、ギョー座!」(ほんとに餃子の形をしてます☆)
もうここで、爆笑。
お次は、水ギョー座。(水餃子の形をしています☆)
その後の展開も、抱腹絶倒。
商品名が出たあとも、お見逃しなく!

サラファーンの星シリーズでも、
その世界の星座を登場させようかなと思ったこともあったのですが、
そのほかに、食べ物や動植物、楽器など、独自のものが出てくるので、
これ以上ディテールに懲りすぎても、読むのが辛いかなと思って、
銀河や星々、という表現にとどめました。
(このCMの流れでいうと、カシェル座や、シラファス座ですね。)

テレビはあまり見ないほうなので、CMもあまり見ないのですが、
フィギュアスケートのグランプリシリーズカナダ大会か、
それとも、ラグビーの南アフリカVSウェールズの時に見たのかな。
大画面で見ると、星空が本当にきれいでした。

森と高原と湖と〜蓼科の休日2019年08月31日 21:14


蓼科湖

叔父夫婦に誘われて、母と蓼科に行ってきました。
ずっと運転してくれたのは、わたしが拾った犬メイを大事に育ててくれた従妹。
こちらの蓼科湖は、そのメイが元気だったころ一緒に訪れたそうです。
湖面に緑が映って幻想的でした。

蓼科は白樺や落葉松が多く、空気も澄んでいて、その緑が本当にきれいでした。
こんなところに住めたらいいなぁと、みんなで話しました。

サラファーンの星に出てくる銀の森やフォーディルの村は、心に浮かぶ光景を
描いたのですが、それはやっぱり、目に染みるような緑の森や、澄んだ水辺の光景で
こんなところに住みたいなぁという憧れの風景。
リーヴの故郷、テスの湖水地方もそうです。

きれいな景色を見て、自家菜園を持つレストランで美味しい料理を食べて
ゆっくりお茶を飲んで、みんなでおしゃべりして、たくさんの鹿にであって、
温泉に入って、なにもしないでただのんびり過ごした三日間。
遅く素敵な夏休みでした。さて。また元気に仕事に戻ります!

ムーミンの消印2019年08月24日 17:48


ムーミンの消印(フィンランドからの手紙)

先日ポストを開けると、可愛いムーミンの絵はがきが届いていました。
フィンランドからのエアメイル。
しばらく会っていなかった友だちからで、インクで書いたきれいな手書きの文字と
やさしい文章に、心がほんわりとあたたかくなりました。
切手もムーミンで、消印もムーミン。
ちょっとわかりにくいけれど、消印のムーミンは、背中に郵便袋をしょった
郵便屋さんのスタイルです。クリック拡大するとわかるでしょうか。

手紙は、書くのも読むのも大好きです。
学生のころから、手紙魔でした。
いまはつい早くて便利なので、Eメールを使ってしまうけれど、やっぱり手紙は
なんていうか、お互いの体温を感じられるし、
時間のかかるところもまた愛おしいのです。
絵はがきや、封筒、便せん、封をするシール、切手をコーディネートするのも
うれしい時間です。
葉書や便せんを手作りすることもあります。

サラファーンの星の中にも、たくさんの手紙を登場させました。
つい長く書きすぎたり、要らない手紙も書いたりして(もちろん、書いた時点では
必要だと思ったのです)ずいぶんカットしましたが
こんな手紙が行き来していたんだろうな、と思いながら、
紙の質感や、インクの匂いなど想像して書くのは、とても楽しい作業でした。
(中には、その人の最後の手紙となるような、辛い手紙もあって、
そんなときは、とても悲しくなってしまいましたが。)

郵便屋さんが走っているのを見ると、うれしくなります。
拍手を送りたくなるくらい。(実際、心の中で送っています!)
物語中、郵便馬車が走るシーンはたくさん出てきますが、
書きながら、ひづめや車輪の音、郵便ベルの音が聞こえてくるようでした。

コオロギの歌2019年08月21日 21:22


ウィンチェスターby fumiko

ゆうべ仕事をしていたら、窓の外からコオロギの歌が聞こえてきました。
猛暑が続いていて、秋はまだまだ来ないと思っていたので、うれしい驚きでした。
そういえば、朝方、いつもよりは少し涼しいなと感じたのでしたっけ。
虫たちは、季節が変わりゆくことをちゃんと感じるのですね。
今朝早くには、コオロギの独唱に鈴虫のコーラスが加わっていました。

野鳥の歌も、虫の歌も、とても好きです。
物語にも何度も書いてしまいます。
虫の歌が登場するのは、四部作では『石と星の夜』が最初です(だと思う)。
プロローグ。羊飼いの少年が、夜明けを待っているシーン。相棒の牧羊犬が
虫たちの合唱を聴きながら、まわりの様子に聞き耳を立てているところ。
また、ジョサとリーヴが夜の庭を歩くシーンでは、コオロギに歌ってもらいました。

欧米人は虫の声を雑音と感じるといいますが、
イギリスロマン派の詩人、ジョン・キーツは、虫の歌を詩によんでいます。
キーツは、日本人の心に近い感覚を持っていたのかもしれません。

大地の詩はやむことがない(The poetry of earth is never dead)で
始まる詩には、キリギリスとコオロギが出てきます。
タイトルも、「キリギリスとコオロギ」!(On the Grasshopper and the Criket )
「秋に寄せて」(To Autumn)にも、コオロギが登場します。

丘で鳴く子羊、赤い胸のコマドリ、大空で歌うツバメとともに、
垣根で歌うコオロギや小さな羽虫にも、詩人は温かなまなざしをそそいでいて
とても好きな詩です。
写真は、キーツがこの詩を書いたというウィンチェスターの街角。
去年の秋、友だちと訪れたときの一枚です。

ユーモアのセンス2019年08月13日 20:31

仙台の友人は、デビュー作のときも、サラファーンの星の時も
創作の女神となってくれた、古い大切な友だちです。
その彼女がまだ関東に住んでいたとき、
習い始めたばかりのフルートを披露してくれましたが、
もう一曲お願いと、アンコールする勇気はありませんでした。
(友情のため、理由は控えせていただきます。)

さて。それから1年ほどたったある日。
彼女が熱心に新しい曲に取り組んでいると、ご主人が勤め先から帰ってきました。
「あら、ちょうどよかった。一曲吹いてあげましょうか」
嬉々としていう彼女に、彼は、
「それはありがとう。でも、今夜はきみの声だけを聞いていたいなあ」

彼女が「まったく失礼よね」と笑いながら話してくれたのですが、
そのとき、ふたりがいつまでも仲のよい理由がわかった気がしました。

人を傷つけるようなことを口にせず、ピンチ(?)をユーモアで切り抜ける
思いやりと心のゆとり。
どのような場面でも、みんながこんなユーモアのセンスを持っていたら、
世の中はきっと、ずっと住みよいところになるのではないでしょうか。
わたしも、大いに見習いたいと、いつも思っています。

(友情と彼女の名誉のために、もうひとこと。
その後、彼女はめきめき腕を上げ、素敵な音色を響かせています♬)