初日の出〜どんな夜にも朝が来る2021年01月01日 10:24



あけましておめでとうございます。
昨日の大晦日、名古屋はときどき雪が舞い、夜には十六夜の大きな月が、
雲間に見え隠れするなか、オリオン座とシリウスが輝いていました。

夜明け前に目を覚ますと、遠くの山の稜線の上、日が昇るあたりの雲がきれています。
ゆっくりと待つなか、あたりが薔薇色に染まり、太陽が顔をだしました。


コロナの感染拡大が続き、日を追うごとに深刻さが増しています。
そんな状況のなか、休まず仕事をされている医療従事者の方々、福祉の場や
公共交通機関や物流など、わたしたちの生活を支えるエッセンシャルワーカーの方々には
感謝の気持でいっぱいです。どうか、天の守りがありますように。

そして、2021年が、地球というこの美しき世界の、新たな希望の年になりますよう
心から祈っています。

大好きな映画『ビルとテッド』シリーズに出てくる大好きなセリフがあります。

Every night has its dawn
どんな夜にも夜明けが来る(明けない夜はない)

映画はおバカな高校生コンビのはちゃめちゃなコメディですが、
実は、とっても大切なことを伝える作品でもあります。
「互いにサイコーたれ」と、30年前の映画では字幕で訳されていましたが
二人の決めゼリフが、Be excellent to each other. 
お互いに最高によくしましょう、ということで、
人々がお互いにやさしく温かな気持ちでいれば、世界は平和になると訴える映画でした。
(今、こんな時代だからこそ、いっそう大切にしたいことですよね!)

その後、『マトリックス』でクールなヒーローを演じるキアヌ・リーヴスが
最高にお間抜けな高校生を演じていて(ほんとにおバカにしか見えない)
すごく可笑しいです。
(現在、第3弾が公開されていますね。残念ながら行けそうにないですが、
ブルーレイが出たら買わなくちゃ!)

先のセリフは、Poisonの曲 Every Rose Has Its Thornからの引用です。
ロックミュージシャンを目指す二人が、ヒット曲の歌詞を使って危機を切り抜ける
という重要なシーンに登場。
「夜明けのない夜はないように、どんなバラにもトゲがある」という歌なんだけど
わたしの心には、「明けない夜はない」という言葉のほうが残っていて
いろんなときに、思いだします。
つい先日も、わたしの私生活が苦境にあることを知った友だちが、
「明けない夜はないから」とメールでエールをくれて、勇気づけられました。

困難に直面しているこの世界に、この元旦のような美しい夜明けが訪れますように。

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