サラファーンの星公式サイト(ささやかに)更新2019年05月24日 21:35


サラファーンの地図 by fumiko&公式サイトチーム

Worldの詳細ページを少しだけ更新しました。


https://serafahn.com/world/


こちらで地図で国の紋章か名前をクリックすると説明がポップアップします。

その中でグレイに白抜きになっているアイテム(動植物や料理など)をクリックすると

小さなウインドウがポップアップします。

更新したのは、その説明部分。

今までの解説に加え、それぞれ作品のどこに出てくるか、登場人物とどのように関係するか

などを追加しました。

たとえば、アトーリスの月光酒。

三日月島で古くから願いをかけるときに酌み交わした酒ですが

『星水晶の歌』で、ロンドロンドとハルが、厳しい状況のなか、

幸運を祈って飲み交わすシーンに登場します。

こちらはカシェル↓ 実際の画面(スマホ版)です。


カシェルの説明〈公式サイトより)


いまWorldページでComing Soonとなっている「自然と暮らし」に載せるアイテムの

準備をしているのですが、このカシェルや月光酒は各国のアイテムと重なります。

そんなわけで読み直し、もう少し物語にそった紹介をしたいと思ったのがきっかけで、

今回のささやかな更新となりました。


「自然と暮らし」コーナーは、アイテムが多くもう少しかかりそうです。頑張ります!

友との約束 タイムリミットは半年!2019年05月29日 18:01

先日、『ユリディケ』のアイデアを打ちあけたとき、真摯に聞いてくれて、それ以来

ずっとわたしを信じてくれた友だちのことを書きましたが、今日は、時を同じくして

創作に身を捧げていた友だちとのエピソードを。

 

彼女は高校のクラスメイト。

大学では美学美術史を専攻し、卒業後、繊細で独創的なクラフトアートをデザインし、

その作品を載せた本を作ろうとしていました。

ちょうどわたしも『ユリディケ』に取りかかったところでした。

そこでお互い、半年で本を仕上げようと約束したのです。

期限がないと、いつまでもぐずぐずしてしまうから、と。

 

半年後、彼女は本の草案を完成させ、わたしも初稿ができていました。

そして、その後、わたしたちの本は、それぞれ世に出ることになったのです。

それには、どちらも、もう少し時間がかかりましたけれど。)


彼女はサンリオ出版から『クリスマスリース』を上梓。

六本木の画廊と新宿伊勢丹で、本に掲載した美しい作品の個展も開きました。

 

わたしは、子どものころから、なにをするにもとってものろま。

幼稚園の時は、給食を食べるのが遅くて、

みんなが帰っても、いつまでもいのこりさせられていたものです。

『ユリディケ』も、物語が浮かんで頭の中で展開していくペースは速かったのですが、

彼女との約束がなければ、それを文章にするペースは、絶対にゆっくりで、

もしかしたら、何年もかかっていたかもしれません。

それを一気に書き上げることができたのは、彼女との約束があったおかげでしょう。

 

現在彼女はロサンゼルス在住のアーティストとして活躍しています。

天上的で美しく、独自の世界観に彩られた絵画は、見ていると、遙かなる世界に

誘われるようです。

 

ありがとう、Yuka。是非また日本で個展を開いてね。待っています。

サラファーンの星公式サイト 自然と暮らしのページ公開しました2019年05月31日 20:42


公式サイトよりWorld「自然と暮らし」

サラファーンの星公式サイト、Worldの自然と暮らしのページを公開しました。

1:生き物 2:植物 3:食べ物 4:飲み物 5:楽器

それぞれ十あまりのアイテムを、どんなシーンで登場するかを含めて紹介しています。
生き物のアイコンは、銀色狼。植物は青い花。食べ物はカシェルに添える杏と杏ジャム。
上のスクリーンショットには、そこまでしか入りきらなかったのですが、
飲み物はワイン(物語中では葡萄酒と表現)。楽器は詩人アローディが奏でた竪琴。
わたしのスケッチを、いつものように、デザイナーの畠山さんがCGにしてくれました。

こちらから直接「自然と暮らし」に飛べます。
   ↓

各アイテムの前についているダイヤ柄は、パソコンの場合、カーソルを合わせると
水色の色がさりげなく変わります。ちょっとお洒落にしたいというわたしの我が儘を聞いて
ディレクターの荒川さんが考えてくれました。

植物の解説は、環境保護活動をしている友人の監修です。わかりにくい描写や
生態について、こう表現するといいよ、などと貴重なアドバイスをしてくれました。