チェスターのようなワンちゃんに会いました ― 2024年12月15日 16:11
ふたご座流星群の季節。寒い中、いつもなら外に出て夜空を見上げるのですが、
今年はその体力がなくて、時々窓から空を見上げただけで終わりました。
雲間から、木星がきらきらときらめいているのが見えましたが、
雲が流れる中で、流星を見ることはできませんでした。
でも、流れ星がたくさん降り注いでいると想像するだけで素敵ですね☆
このところ寒さが厳しく、風も強いのですが、今日の午後は母と散歩に出ました。
母は杖をつき、わたしは例によって低血圧でふらふらしながら歩くので、
「二人で一人前」です。
近くの住宅街の中をゆっくり歩いていると、ゴールデンレトリバーを連れた女性が
先の四つ辻に現れました。
ゴールデンはおっきくてちょっとベージュ色で、まさに、〈サラファーンの星〉に
登場するチェスターのイメージです!
わぁ〜、なんて可愛いの!と思わず見つめてしまうと、まだ離れていたのですが、
ワンちゃんもわたしの視線に気がついて(飼い主さん〜長身の素敵な女性〜は
左に曲がろうとしていたのに)こちらに来たがる素振りをしました。
なんだか申し訳なく、優しそうな飼い主さんと黙礼を交わすと、彼女は道を変えて
こちらに。そして、ワンちゃんは、まっすぐわたしの方に寄ってきてくれました。
わーい、嬉しい。
手の甲をそっと差しだすと、ワンちゃんは両手の間にフンフンと顔を突っ込み、
熱烈なご挨拶。首をなでたら、道にころりと転がって、お腹を見せてくれました。
本当にひとなつこい! きっと愛情いっぱいもらって、幸せな人生(犬生?)を
送っているんだな。
「どうもすみません」と女性。いえ、こちらこそ(引き止めてしまって)
すみません、とこたえながら、お腹をなでさせてもらいました。
優しい飼い主さんとチェスターそっくりの可愛いワンちゃんのおかげで、
マーガレットが亡くなって沈んでいた心が、ぽっと温かくなりました。
ワンちゃんがわたしのひじに手をかけて、ねえねえ、というふうに言った(少なくとも
そんなふうに言ってる気がした)大きな手の感触が、今も腕に残っています。
数日前は9歳のときに亡くなった祖母の命日だったし、友人の一周忌も迎え、
マーガレットの旅立ちも重なり、12月は寂しい月ともいえますが、
亡くなった人たちは、あとに残してきた家族や友人に笑っていてほしいかな、とも
思います。笑うのが難しい日もあるけれど、今日のようなことがあると嬉しいですね。
やっぱり、神さまは親切だなと思います。
ノーベル平和賞のことなど書きたかったので、また近々書きますね。
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