あんずの季節 ― 2019年06月12日 16:34

杏が実る季節がめぐってきました。
子どものころから干し杏が大好きで、サラファーンの星にも、干し杏とくるみを
たっぷり入れた焼き菓子を登場させました。
ヨハンデリ夫人が焼くミンカです。
杏ジャムは、20代のころ手作りのをいただいて、その美味しさに恋に落ち、
信州から取り寄せて、自分で作るようになりました。
ジャムを作るときの甘酸っぱい香りもたまりません。
公式サイトの自然と暮らしコーナーでは、「食べ物」のアイコンは、迷わず杏に。
そのスケッチがこちらです。
(スキャンで取り込んだら、なぜかオレンジ色が赤くなってしまいました。)
公式サイトでは、いつものように、デザイナーの畠山さんが素敵なCGにしてくれました。
色もちゃんと杏色になっています♪
新鮮なものは、生で食べると、また格別です。
20代の終わりに、『ユリディケ』のささやかな印税で、安い航空券を買って
初めてヨーロッパを旅したときのこと。
フィレンツェで、イタリア人の友だちと一緒に、修道院に泊めてもらったのですが、
食卓にはいつも生の杏があって、そのみずみずしくて美味しかったことといったら!
今思いだしてもよだれが出そうです。
もぎたてだったのだと思います。杏は傷みやすいので、鮮度が命。
帰国してからは、一度もその味にであっていませんが、
信州で摘みたてを食べたら、きっと同じようにみずみずしいのでしょうね。
リーヴの思い出の郷土料理も、新鮮な杏を添えた栗麦粉のカシェルです。
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