初日の出from名古屋2023 ― 2023年01月01日 11:57
冬の夜明け〜大晦日から七草の日 ― 2023年01月07日 21:26
このところ眠れなくて、前は10分ほどで記憶がなくなってバタンキューだった
入眠剤も効きません。そのうち寝てしまうけど眠りも浅いです。
でも、いいこともあります。夜明けの光景を眺めていられること。
夜明けはとても好きです。ひとつとして同じ夜明けはなくて、静謐だったり
荘厳だったり、暗い夜明けも、雨の夜明けも、雪の夜明けも、趣があって
とても神聖な気持ちになります。
ということで(元旦のをアップしたばかりですが)大晦日から本日7日までの、
いろんな夜明けを大特集!
(なぜか3日の写真が消えちゃったんだけど、その分?今朝のを2枚アップします。)
こちら、2022年の大晦日。薔薇色の雲がきれいでした。
元旦。先日のと少し違う写真を選んでみました。
2日は雲が地平線近くに薄くかかった雲からの日の出。上空はきれいに晴れていました。
4日は雲間からの太陽。幻想的で素敵でした。
5日はとても爽やかな金色の日の出。空も澄み渡って、みるみる明るくなります。
6日は神秘的な夜明けでした。夜明けは空の色彩が刻々と変わるところもとても好きです。
今朝。7日の夜明け。地平線に薄い雲がかかっていて、最初太陽は見えませんでしたが、
雲を通して、最初、半分だけ太陽が薔薇色の姿を見せてくれました。半月ならぬ半太陽。
数分後、シャイな太陽がおずおずと全身を見せました。古いiPhoneで撮っているので、
実際より明るくみえます。目で見た太陽は、水彩画のような澄んだやさしい紅色でした。
お見せできなくて残念。心で想像してみてくださいね。
柚子ピール ― 2023年01月14日 23:13
柚子をたくさんいただいたので、先日、柚子ピールを作ってみました。
友だちの手作りの柚子ピールがとっても美味しかったので、レシピを教えてもらったのです。
なにぶん不器用なわたし。でも彼女のレシピはハートが散りばめられた便箋に
きれいな文字で書かれていて、一番最後の言葉は「お疲れさまでした」。
その温かさとユーモアに(私が作れるかわからないのに!)ほっこりして思わずその気に。
友だちのように上手にはできなかったけど、なんとか完成。
暗いニュースで気持ちが沈んだり、不安になったり、
家族や友だちのことで心配事があったり…生きるのがむずかしく感じるとき、
こうしてお菓子を作ってみたり、友だちに手紙を書いてみたり、
近所のお花屋さんで、大好きな水色の花を買ってきたり、
心を込めてゆっくりとお茶を淹れてみたり、
日常のささやかなことを、楽しみながら、丁寧にしてみます。
そうすると、心を暗くしていた雲が、少し晴れてくれるような気がします。
鎮魂の日 ― 2023年01月17日 23:29
阪神淡路大震災から28年。いまも行方がわからない方がいるという事実に衝撃を覚えます。
あの日から時間が止まったままの方もいると思います……。
震災を知らない世代も多くなり、神戸の公園での追悼式典会場では
犠牲者を追悼する灯籠が、「1.17」と「むすぶ」という文字の形に並んでいました。
震災の経験や教訓を次の世代に伝えたいという願いが込められているそうです。
あの朝のことは忘れられません。私は実家の岐阜にいて、大きな揺れに、
目を覚ましました。なにか大きな音がしました。
結婚していた妹も帰省していて、寝ていた部屋を飛び出してきました。妹が寝ていた和室の
引き戸が、ガタガタと揺れて開いたそうです。
居間では、キャビネットの上に飾ってあった大きなこけしが、離れたところに落ちていました。
大きな音はこれだったのかなと思いました。
「すごい地震だね」と妹と話すときも、まだぐわんぐわんと地面が回るように揺れていて、
どこか遠くで大きな地震があったと感じました。
その後、テレビに映されたい映像に、目を疑いました。神戸の街が燃えていました。
高速道路が倒れたのは、幼馴染が当時住んでいたマンションの近く。
幼馴染は出産で帰省していて無事で、ご主人も幸い無事でした(家具は固定してあったけれど
テレビは落下し、ピアノは20センチ動き、家の中は大変だったそうですが)。
亡くなられた方の魂がどうか安らかでありますように、
教訓や経験がしっかりと次の世代に受け継がれますように、
地震が多いこの国の将来を、みんなで真剣に考えられますようにと願いながら、
鎮魂の祈りを捧げます。
『世界はうつくしいと』 ― 2023年01月27日 15:30
大雪で大変な思いをしている方も多いのではないでしょうか。
どうか、気をつけてくださいね。早く寒波が通り過ぎますように。
先日、友だちが青い鳥のカードを送ってくれました。
『世界はうつくしいと』という長田弘さんの詩集の「窓のある物語」の一節が
添えられていました。とても胸に響いたので、引用してみますね。
ことばが信じられない日は、
窓を開ける。それから、
外にむかって、静かに息をととのえ、
齢の数だけ、深呼吸をする。
ゆっくり、まじないをかけるように。
そうして、目を閉じる。
十二数えて、目を開ける。すると、
すべてが、みずみずしく変わっている。
カードの片面には、彼女からのメッセージが添えられていました。
「人の体は、それ自体が奇跡。細胞はすごい力をもっています。
私たちの心は、細胞にとってのリーダー」
本当にそうですね。心は、人の思いは、なによりも大切で、なによりも強い。
忙しかったり、ちょっと落ち込んでいたり、しんどかったりすると、私は、
深呼吸すること、つい忘れてしまいます。
この一年、心身の不調を抱えている友を、はげまそうという彼女の温かさに
胸がいっぱいになりました。
その言葉を胸に、『ユリディケ』の推敲すすめています!














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