世界フィギュアとオオシマザクラ2023年03月26日 21:21

日本中が盛り上がったWBCの直後、世界フィギュアスケート選手権も熱かったですね。
さいたまスーパーアリーナ。本国開催での試合で、声出し声援もOKで、TVで観戦していても
選手と観客の一体感が伝わってきました。

りくりゅうペアの優勝、グランドスラム達成は本当に素晴らしかったし
(りくちゃんの怪我からシーズンが始まったのに、国際大会全勝だなんて。
なにより、あんなに楽しそうに幸せそうにすべるペアって、ほかにいないと思います)
坂本選手の周り中の期待を背負っての二連覇も、すごいプレッシャーだったと思うし、
宇野選手の直前の不調と怪我を乗り越えての二連覇も、胸に迫るものがありました。
彼の演技は、いつも音楽と一体になっていて、彼自身が音楽のようです。
三原選手は今回も、天使か精霊のようでした。フリーはイメージを変えての挑戦ですが
私はやっぱりショートの戦場のメリー・クリスマスに惹かれます。
当代きってのエンターテイナー友野選手は、いつも代打で急遽の出場だったのに、
今回は自分で射止めた選手権!
かなだいのオペラ座の怪人も、初めて完璧な演技ができて、よかったです!

ほかにもひいきの選手はたくさんいて、書ききれないけれど、
ウクライナの選手が演技するとき、満員の観客席で、ウクライナ国旗が揺れる光景には、
魂のこもった祈るような演技とともに、胸がいっぱいになりました。
ロシアが突然ウクライナに侵攻して1年と1か月。
多くの命が失われ、多くの人々が傷つき、美しい大地が破壊され、
戦争にどんないいことがあるのでしょう。
一日も早く終わってほしいです。
フィギュアスケートの選手たちは、みな、国境を超えてとても仲がいいですよね。
そんなところも、この競技の大好きなところ。
個人個人ができるのなら、国と国ともできるはずです。

WBCでも、選手同士、笑顔で交流しているシーンをよく見かけました。
チェコの選手たちは、負けたあと、日本選手を笑顔でたたえて、素敵でした。
デッドボールを与えてしまった佐々木くんが、チェコ選手の宿泊所にロッテのお菓子を
持っていったことも話題になりましたね。
野球と仕事の二刀流だという選手たちには、驚いたし、心を揺さぶられました。
今回の活躍で、野球の人気が出てきたそうで、これからも応援したいです!

WBCで侍JAPANが優勝して、フィギュアの世界選手権が始まった日、
毎春楽しみにしている近所のオオシマザクラが開花しました。
青い空に、風に揺れる白い花が、笑いかけてくれるようでした。
花と一緒に葉が芽吹く桜で、清楚でとても好きなんです。

オオシマザクラ咲き始め

そして、世界選手権最終日、雨の中を散策して見に行ったら、満開を迎えていました。
プライベートでは、病気や障害のある家族を抱えて、相変わらずいろんなことがあり
(自分も病気を抱えちゃったし)落ち込むときもありますが、
頑張っているアスリートや美しい自然に元気をもらって、一歩一歩進んでいこうと思います。
改稿版ユリディケを本にすべく奮闘している最終チェックも、終盤に入ってきました。
どうにか紙の本にできるよう、全力を尽くします!

満開のオオシマザクラ

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