ピンクに染まった御衣黄桜 ― 2026年04月20日 14:04
先日見かけた御衣黄桜。もう色が濃くなったかなと思って、今朝、歩いて会ってきました。
見事にピンクに染まっていて、地面には落ちた花もたくさん。ソメイヨシノと違って、
椿のように、花がそのまま落ちるのだと知りました。
しばらくたたずんで見上げていたあと、立ち去ろうと歩き始めたら、私の前に一輪、
舞い落ちてきました。高く大きな木なので、上の写真はせいいっぱい背伸びをして
撮ったのですが、落ちた花は近くで見ることができるので、その鮮やかな色がいっそう
よくわかりました。
暗く悲しいニュースが多く、胸が痛みますが、世界にはまだ優しさや美があふれているーー
そう信じたいですね。
世界中に、虹色の光が降り注いで、よいことたくさんありますように!
御衣黄桜を見かけました ― 2026年04月12日 12:03
血液内科の先生に毎日5000から6000歩、歩くよう推奨されていますが
ふらつきがあるので、なかなか達成できません。でも、昨日は頑張って少し遠くに足を
のばしたところ、薄緑色のとってもきれいな八重桜を発見。
毎年楽しみにしていた、散歩道の純白のオオシマザクラが切り倒されてしまって
とても寂しかったので、白っぽい桜を見つけて、すごく嬉しかったです。
先生に言われた通り散歩すると、いいことあるな〜。
帰宅後に調べたら、御衣黄桜だとわかりました。
なんと、オオシマザクラを基に生まれた日本原産のサトザクラだそうで、
貴族の衣服の萌黄色に近いことから、この名前がつけられたそうです。
そういわれれば、萌葱色。
中央が紅色をしていますが、これは開花のときには目立たなくて、緑色一色の花に
見えるそうです。
次第にこの赤色が増してきて、花の終わりには全体が赤くなるそうです。
(二度花見の時期があると言われているようです。)
上は背伸びして、花に近づいて撮った写真。
こちらは、背伸びしないで撮った写真。
クリック拡大で、雰囲気が伝わるでしょうか。
妖精のドレスのような、繊細な花びらで、青空を背景に、凛と咲く様子が美しかったです。
アルテミスⅡの宇宙船オリオンが、無事地球に帰還して(よかった!!)、宇宙飛行士たちが
地球の美しさ、素晴らしさを語っていました。
こんなきれいな星を破壊し続けるなんて、本当にばかげています。
パキスタンで行われているアメリカとイランの対面協議、難航していますが、恒久的な
停戦につながりますように!
満開の桜の下で ― 2026年03月23日 20:16
整形外科に行った折り、待ち時間にあたりを散策しました。小さな桜並木があり
風の通り道や、日のあたり具合によって、開花の早さが違い、まだ5〜6輪しか開いて
いない木もありましたが(その数だと、気象庁では開花宣言かな?)
写真のような満開の木もあって、可憐なピンクの花が青空に映え、思わずたたずんで長いこと
見上げていました。風が吹くと、はらはらと花びらが舞ってきます。なんてきれい!
青空と桜の木とそよ風とひとつになって、いつまでもそこにいたかったです。
後ろ髪を引かれる思いで整形外科に戻ったら、すぐに順番が来ました。ぎりぎりセーフ!
イラン情勢が緊迫したままだし、そのあいだにロシアはウクライナに猛攻をしかけるし、
戦火がどんどん広がって、不安な毎日です。悲惨な事故のニュースも続いています。
どうして人は、自分たちの住む世界を傷つけるのでしょう。私たちはみんな、
地球という船に乗っている仲間。人を、他国を攻撃するということは、自分を、自国を
攻撃するにも等しいのに、ものすごく不思議です。
個人的にも、身内の問題や、ほかにも色々重なって、切ないです。
それでも、桜はこんなに美しく咲いています。
待つこと。希望を持つこと。大切なのはその二つだと言ったのは誰だったでしょう。
精一杯自分のできることをして、希望を持って待ちたいと思います。
世界中に、春よ来い♡
名古屋大学の杏が満開です ― 2026年03月17日 17:42
先週、先輩の家の杏の花が咲いたと写真を添えてメールが届き、
名古屋大学の杏も咲いているかも!と思ったのですが、なかなか行けませんでした。
いつも名古屋大学は杏開花のモニター調査をしているので、調べてみたら、
今年は6日に咲き始め、12日に満開を迎えたとのこと。まだ満開のようです。
今日、ようやく時間を見つけて行ってきました。
ご覧の通り、清楚に、そして、可憐に咲き誇っていました!
朝、いつもは遠くに見える山が見えないほど花粉か黄砂かで霞んでいたのですが、
お昼すぎに着くと、頭上は真っ青に晴れて、雲ひとつない空。
杏は桜と違って、満開でも空がたくさん見えて、違った風情があります。
ピンクの花を縁る紅色も、なにかやさしい感じがして、とても好きです。
花が可憐な上に、実がなると、それがまた美味しいのがいいですよね。
杏の木は、林檎と同じく、物語に何度も登場させています。杏ジャムも!
やっぱり好きなものをたくさん描いてしまいます。
下の写真は、先輩のお庭の杏。オリジナルは縦長の美しい写真なのですが、
どういうわけか、このブログに取り入れると、横に長く引き伸ばされてしまうので、
上下をカットして、横長の写真として取り込みました。
(オリジナルが載せられず、もっと芸術的な写真なのに、残念です!)
でも、雰囲気だけは伝わるでしょうか。
©️S.N
杏の花がたくさん咲いている光景、憧れです。信州には杏の里があるのですよね。
いつか行ってみたいなぁ。
4部作には、戦地の若者が、杏の花咲く故郷と片思いの娘を思う歌が出てきます。
歌詞はサラファーンの星公式サイトに掲載していますが、曲もあるので(私が書いたので
ほんと素朴な曲ですが)どこかで公開できればいいなと思っています。
そういえば、母の兄の一人(先日亡くなった伯父の弟)は、名古屋大学を中退しています。
伯父がここに通っていたんだなと思うと、感慨深いものがありました。
伯父はその後、海軍に入り、若くして戦死しました。会いたかったな、と思います。
戦争はいけないです。あちこちで戦争や紛争が絶えない今、いっそうそう思います。
早咲きの桜〜パラリンピックとともに ― 2026年03月06日 13:29
昨日の夕方、スーパーに買物に行くとき、早咲きの桜が咲いているのを見かけました。
青空から黄昏に向かう空を背景に、何事もないかのように健気に咲く姿に
緊迫する世界情勢で揺れる気持ちが、ふわりと和みました。
昼間の光では、もっと華やかなピンクだと思いますが、夕暮れ時の少しブルーがかった色も
奥ゆかしくて好きです。夜桜とも違う、合間の妖精のドレスのような色。
日本時間の明日の未明には、パラリンピックが始まります。
世界を転戦するアスリートたちは、いろんな国、いろんな宗教、いろんな肌の色の人同士
仲良くしているのに、どうして世界には戦争が絶えないのでしょう。
二階堂選手は、ドバイを打出できたかな、と気になります。
早く平和な世界になりますように。
パラリンピックの選手たちみんなにエールを送りながら、そう祈ります。
「決してしてはならないこと。それは戦争」 ― 2026年03月02日 14:30
ミラノ・コルティナオリンピックの開会式で、心に残っているシーンのひとつが
イタリアの児童文学者ジャンニ・ロダーリの「プロメモリア(覚書」という詩の朗読です。
イタリア語は(少し習ったにも関わらず)できないので、英語に訳された詩を、私なりに
訳してみました。
毎日すべきこと。
お風呂。勉強。もちろん、遊びだって。
昼間には 食卓の用意を手伝う。
夜にすべきこと。
目を閉じて 静けさに聴き入って眠り
未来の夢を 夢に見る。
決してしてはならないこと。
昼であっても 夜であっても
海の上でも 陸の上でも
たとえば それは戦争。
四年前、冬季五輪が終わった直後の2月24日、パラリンピックの開会を目前に、
ロシアがウクライナに侵攻しました。
当時のアメリカ大統領が、その前に、何度も何度も牽制していたし、
まさかこの21世紀にそんな不当な戦争を仕掛けるとは、ほとんどの人が
予想していなかったと思います。
あれから4年が過ぎて、再び冬季五輪が終わったのに、まだ戦争は続いています。
そして今、イスラエルとアメリカがイランを攻撃し、新たな戦争が勃発しました。
イランでは小学校も空爆され、子どもたちが大勢犠牲になっています。
戦争で苦しみ、悲しむのはいつもなんの罪もない市民。
パレスチナのガザでも、停戦後もイスラエルの攻撃が続いています。
憎しみの連鎖が生まれるばかりなのに、
どうして人は戦争など始めてしまうのでしょう。
外交で、話し合いで、忍耐強く、一歩ずつ進めていくこと。
それが大切だと思います。
勢いのある勇ましい言葉に、人は惹かれがちなのかもしれませんが、
立ち止まってじっくり考えないと、取り返しのつかないことになるーー
そう危機感を覚えます。
オリンピックで、世界から集まった選手たちが、国境など軽やかに越えて
お互いを称え合っていた姿、素敵でした。みんなで学びたいですね。
ジャンニ・ロダーリのことは全然知らなかったのですが(私自身、児童文学も書いているのに
こんなことじゃいけませんね)日本でも本が出ていました。
『空はみんなのもの』という作品では、空はみんなのものなのに、どうして大地には
境界線があるのだろう?という疑問が綴られているそうです。
『キーウの月』という本も出ていました。ウクライナに思いを寄せているのでしょうか。
探してみようと思います。
ミラノ・コルティナオリンピック悲喜こもごも ― 2026年02月15日 16:13
連日熱戦の続くミラノ・コルティナオリンピック。
選手たちの悲喜こもごもに、こちらも胸が熱くなります.
とりわけ本当によかったね!と嬉しくなったのが、ジャンプ団体の銅メダル。
前回高梨沙羅選手がスーツの規定違反で失格になってメダルを逃した因縁の団体戦です。
スーツの規定は選手もスタッフもよく知っているので、よくよく気をつけているはずで、
北京でのチェックは測り方がまちまちだったというし、上位の選手ばかり多かったことも
納得できませんでした。
かつて、ジャンプは男子だけの競技で、沙羅ちゃんは女子のジャンプを牽引した第一人者。
ワールドカップでの優勝回数63回は、男女通じて歴代最多です。
まだお化粧もしていなかった少女の頃から、ずっと応援していました。
名前が沙羅。とっても好きな名前で、前もどこかで書いていますが、物語の女性の名や
街の名前に「サラ」とつけてしまうことがとても多いです。
20代で書いた未発表の中編のヒロインの名前は、同じ漢字の沙羅。さらという日本名では
一番この漢字が好きなのです。
話はそれましたが、ともかく、あの北京の沙羅ちゃんの涙と心情を思って、今回は
祈るような思いでした。きっと多くの人たちがそうだったと思います。
それだけに、うれしかったな〜。北京で一緒に飛んで、あのとき彼女を一番慰めていた
伊藤有希ちゃん(とっても性格がいい!)が、自分はメンバーに入っていないのに
メダルが決まった時、駆け寄って彼女を抱きしめたのもよかったです。
そしてとりわけ心配だったのは、ハーフパイプの平野歩夢選手。
骨盤や顔など骨折して一か月もたっていないのに出場するとは、本当にびっくりしました。
大変なことにならないでと祈っていましたが、新しい技も披露して、本人も言っていたけど、
ほんと無事で生きててよかったです。7位入賞、立派です!
また、戸塚優斗選手の金メダルもよかったです。平昌五輪は時差があまりなかったので
ライブで観ていましたが、壁に激突して救急搬送されて、本当に心配でした。
4年後の北京でもオリンピックでは思うような成績を残せず、そして今回。
オリジナリティあふれる山田琉聖選手のランにも楽しませてもらいました。
モーグルの堀島選手は、出身が同じ岐阜だし、見ていてとても清々しいし、
地元だと報道も多く、特に応援している選手の一人です。
持てるベストを尽くして大技コークスクリュー1440を決めて、私の中では金メダル!
悔しいと思うのに、支えてくれた人のために表彰台では笑顔を見せたかったという
その姿勢も尊敬します。今日はデュアルモーグル。楽しみです。
選手たちが、国を超えて称え合う姿も、とっても清々しいです。
開会式での、大会組織委員会のジョヴァンニ・マラゴ会長の言葉を思い出します。
「世界中が紛争によって分断されたこの時代、まさにみなさんがここにいるということが
今と違う世界のあり方が可能なのだということを示しています」
フィギュアスケートの選手たちも、この前も書きましたが、国を超えて仲がいいです。
同じ競技で高みを目指す仲間として、お互いを尊重、尊敬し合っている姿。
なんて清々しいんでしょう。
団体戦が終わり、個人戦に入っていますが、心にしみる演技がいっぱいです。
まずは、銀メダルと銅メダルに輝いた鍵山選手と佐藤選手、おめでとうございます!
どちらもイタリアの観客のハートをつかんだようですね。
鍵山選手、メダルを逃したマリニン選手について、「団体から四演目続けて演じて
本当に大変だったと思う。尊敬しています」と労りの言葉を語っていました。
同じ仲間としての、思いやりのこもった言葉。胸に響きました。
金メダルのミハイル・シャイドロフ選手にも、心からの拍手を。
特に、フリーの演技、素晴らしかったです。オリジナルの技も光っていました。
(マリニン選手、彼の金メダルが決まると、すぐに称えにハグしにいって、
自身、ものすごくショックを受けている時に、なかなかできないことです。)
カザフスタンといえば、2014年ソチ五輪でカザフスタンにフィギュア初めての
銅メダルをもたらしたデニス・テン選手。彼の演技、すごく好きでした。
アイスショーでもお馴染みでしたね。性格もとってもよくて、紳士で。
そのわずか4年後、強盗に殺されたニュースが入ってきた時は、衝撃を受けました。
まだ20代、これからというときに……。
彼もきっと、天国から見守っていたのかな、と感じました。
シャイドロフ選手のあこがれの人だったそうです。(当然ですよね。)
今回の金メダルを、一番喜んでいる存在かもしれません。
ラトビア代表のクリシュ選手は、ウクライナ出身で、両親をコロナで失い、ラトビアの
コーチと養子縁組しての出場。惜しくもフリーに進めませんでしたが、美しい演技で
魅せてくれました。
同じくウクライナ出身で、こちらはウクライナ代表として出場したマルサク選手。
家族と住んでいたというヘルソンは激戦地で、以前、破壊された街の映像をニュースで見た
記憶があります。それを思うだけで、切なくなります。
ショートでは、国防の最前線にいる父親から進められた曲をすべりました。父と子の
絆をうたった曲だそうです。心に染みました。フリーの演技は少し惜しかったけれど
彼の思いは、戦場のお父様の心に届いたのではないでしょうか。
アメリカのナウモフ選手は、一年前の飛行機事故で両親を亡くしています。
全米選手権からの帰りの選手やスタッフが大勢乗っていた飛行機で、関係者が28名
犠牲になって、そのニュースもショックでよく覚えています。
ショートは両親に捧げる鎮魂の舞い。ショパンのノクターンの哀切な旋律にのって
白と黒の衣装で、素晴らしい演技のあと、天を仰ぎました。
キス&クライでは、両親と初めて氷に乗った3歳の時の写真を見せてくれました。
ご両親、天国できっと喜んでいるに違いありません。
アイスダンス、リトアニア代表のアリソン・リード、サウリウス・アンブルレビチウス
組も、好きなペアです。いつもダンスがかっこよくって。そして、アリソン。
キス&クライで、いつも手にしているのが、アイスダンスの選手だった兄クリスとの写真。
今回も持ってきていて、写真にキスをしていました。
フリーの録画は、まだ最終2組を観ていないのですが、順位を上げて入賞したんですよね。
おめでとうございます!
天国のクリス、やっぱり一番喜んでいるんじゃないかな。
どちらも28年ぶりの五輪フィギュア出場という、台湾とスロバキアの選手が、
フリーに進めたのも嬉しかったです。
ほかにも心に残ったスケーターや演技はたくさんたくさんあります。
長くなってきたけど、とても好きなスケーターをあと一人。
ラトビア代表のデニス・ヴァシリエフス。(宇野昌磨さんと同じランビエールコーチに
ついていて、一時離れたそうですが、五輪前に戻ったとのことで、ランビエールさんと
一緒に来ていました。)
ショートの曲「アンチェインド・メロディ」を、本当に優雅に舞って、彼らしい品格のある
演技で、みとれてしまいました。
フィギュアスケートって、選曲と衣装もとても大切だと思うんです。
デニスの衣装はいつも本当に優雅だったり、クールだったり、曲にぴったり。
そしてこの曲。私の世代は、映画『ゴースト』で使われていたのが心に残っているのでは
ないでしょうか。強盗に殺されてしまった男性が、ゴーストになっても、愛する婚約者を
守る姿を描いた素敵な作品で、二人の愛を象徴する曲として使われていました。
ヒロインは若き日のデミ・ムーア。とっても可愛かったです。そして、ヒーローは
パトリック・スウェイジ。まだ若くして膵臓がんに罹患し、長く闘病したあと
悲しいことに、亡くなりました。だからいっそう、アンチェインド・メロディを聞くと
甘く切ない気持ちになります。
そんな雰囲気にぴったりのデニスの演技、心の宝物のひとつにしたいです。
今夜はペア・ショートプログラムですね。りくりゅうペアには、心から楽しんで
ほしいです。
ドキドキするけど、私も楽しみです。
アモールとプシュケー ― 2026年02月14日 09:27
今日はバレンタインデー。
古代ローマでは、豊穣と繁栄を祈願するルペルカーリア祭の前日で、
小鳥たちが愛をささやきあい始める日といわれていたそうです。
今朝散歩をしたら、シジュウカラが澄んだ声で歌っていたり、スズメたちが
歌っていたり。明るい気持ちになりました。
カノーヴァの「アモールとプシュケー」は愛が勝利する瞬間を描いた彫刻です。
とても好きで、そして、とても思い出深い作品でもあります。
ミラノ・コルティナ五輪の開会式で心に響いたことのひとつが、
冒頭を飾った、白を基調とした美しいパフォーマンスだったのですが、
天使〜愛の神キューピッドに扮したダンサーが登場したところから嬉しい予感が。
ミラノスカラ座アカデミーのダンサーたちが、大会のテーマ、アルモニア〜響き合いの
もと、アントニア・カノーヴァの世界を表現していくとのことで、見ていたら、
あの代表作「アモーレとプシュケー」のポーズでエンディング♡
こちらが、カノーヴァの彫刻の絵葉書です。
1999年。エッフェル塔でミレニアムのカウントダウンが始まっている秋のパリ。
ルーヴル美術館で、念願の対面を果たして、長い間魅入ったあと、帰りにポストカードを
買い求めました。
実物は思っていたより大きく、本当に生身の神と人間ではないかと思えるというか、
大理石とは思えないほど美しかったです。
1999年。エッフェル塔でミレニアムのカウントダウンが始まっている秋のパリ。
ルーヴル美術館で、念願の対面を果たして、長い間魅入ったあと、帰りにポストカードを
買い求めました。
©️R.M.M
裏側に入っていた説明も載せますね。
一般に「アモールとプシュケー」と呼ばれていますが、
正確には「アモールのキスでよみがえるプシュケー」。ロマンチックですね。
愛の神アモール(キューピッド)が、人間の王女プシュケー(サイキ)と恋に落ち、
それぞれ、試練を乗り越えて、最後に、死の眠りに就いたプシュケーがアモーレのキスで
息を吹き返す瞬間を大理石の彫刻で表現したものです。
コピーライトも入っています。Jeanさんというフォトグラファーのようです。
もう前世紀(!)に買った絵葉書なのでで、少々くたびれているけれど、いまだに使えずに
大切に持っています。
この作品には、もうひとつ大切な思い出があります。
ルーブルに行く二年前。
イギリスの友人マーガレットを訪ねたときのこと。彼女の家に二週間近くお世話になったの
ですが、そのとき、マーガレットは自分の部屋を私に譲ってくれたのです。
遠慮したのだけど、もう用意しちゃったし、ぜひと言われて、使わせてもらいいました。
素敵に整えられた部屋の白いチェストの上を見てびっくり!
ピンクのスタンドの隣に、「アモールとプシュケー」のミニチュアが!
「あ! これ私の大好きな彫刻!」と言ったら、マーガレットが「私もよ!」と。
もちろん、それだから、飾っているのでしょうけれど、とっても嬉しかったです。
こちら、まだスマホがないときに、普通のカメラで撮影した写真をスキャンしました。
なので、ちょっと画像が荒くてわかりにくいかもしれません。
拡大すると、いっそう解像度が落ちるけれど、なんとなくわかりますか?
さまざまな苦難の果てに、最後に愛の神が勝利して、ふたりはめでたく結ばれます。
「愛は勝つ」という素敵な歌がありますが、世界中でいろいろな問題があるなか、
最後に愛が勝つと信じたいと、いつも思っています。
ミラノ・コルティナオリンピック、たくさんのドラマがあって、毎日感動しています。
アスリートのみなさんには、怪我なく楽しんでもらいたいです。
Happy Valentine's Day💗
















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