地図と満月2023年08月30日 14:32


地図サラファーン

『星の羅針盤』はじめ、〈サラファーンの星〉シリーズには地図は必携と思いました。
地理の苦手な人間としては、誰か頭の中を覗いて地図描いてくれないかな〜と思いましたが、
こればかりは自分で描くしかありません。
何か月かは忘れましたが、相当な時間をかけて、何度も何度も直しながら描きました。
(文章を描くのも、わたしは超遅く、しかも何十回も推敲するけど、地図も遅い!)
こちらは、第4部、最終的に登場する地名などをすべて入れた地図です。
この手描きの地図を元に、本に掲載する地図を作ってもらいました。

単行本では羊皮紙風のアレンジができましたが、文庫本は小さいので、それは断念。
ちょっと残念だったので、Websiteを作成する際には、古地図の雰囲気を出すために、
周囲のパターンを考えました。カリグラフィーとか、細かな模様とか、
サラファーンの星であるダイヤモンドと、オオユリの木と、雪の結晶をデザインして四隅に
入れてみました。こんなふうなデザインは子どものころから好きなので、楽しかったです。

地図のパターン

で、実際にWebsiteのディレクターに作ってもらったのが、サイト掲載のこちらの地図。

地図Website

国の紋章を国名のところに入れたり、国名にカーソルを合わせると、その国の領土が
白く浮き上がるのは、ディレクターのアイデアで、これは紙ではできないので、
Webの良さだなぁと感心しました。(私にその発想はできなかった。)

そして今、ユリディケの地図を作っています。(前から話していますが、まだ途上^^;
突発性難聴になってしまったので、あまり根を詰めないように(言い訳?)本当に
一歩一歩しか進めないので、現在やっと海岸線と国境が決まったところです。
四部作で天変地異が起こるため、2000年後のユリディケの時代には、海に沈んでいる
ところがあったり、川の流れが変わったり、山々も噴火で変わったりと、さまざまな変化が
あるので、ユリディケの内容と突き合わせながら、なんとかそこまで行きました(遅っ)。
紙の本ができることを祈りつつ、作成しています!

突発性難聴の方は、先日の再診で、まだ聞こえない音があることがわかり(というか、
右耳、まだ聞こえづらいところがあるから、覚悟はしていたのですが)、超まずい薬を
さらに4週間分処方されました(T_T) でも、音が妙に反響して耐えられない状態は
もう脱しているので、よかったです。
(今日は精神科の診察日でしたが、先生に話したら、やはり、突発性難聴はすぐに病院に
行くのが大事だから、お盆だけど診てもらえてよかったわね!と言われました。)

ところで、明日の満月は今月2回目。そして、今年最も地球に接近する満月だそうです。
ということで、スーパーブルームーンです。近くに土星も見えるそうです。
戦争や災害、原発の汚染水問題など、悲惨でやりきれないニュースが多いこのごろ。
大きな満月に、ささやかな日常の小さな幸せがひとつひとつ積み上げられていくよう
祈りたいです。

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