エピローグ裏話Part3 ― 2022年09月08日 17:07
泥棒の少年ジョージョーは、旧バージョンでは、旅の仲間として、
一緒にウォルダナに戻ってきていました。
そして、クレナまで来て初めて、どこにも行くあてがないことを打ち明けます。
第一部で、水車小屋のパスターさんが、若い働き手を探していて、
ヒューディに声をかけ、断られてしまうというくだりを入れていたので、
ヒューディがそのことを思い出すという展開です。
ジョージョーはきっとよい働き手となり、セイルのよきお兄さんになったでしょう。
ただ、改稿をすすめていくと、
雨降りの呪文をジョージョーに教えた「ひいおばあちゃん」は、
もしかして、ウォルダナに渡ってきた生粋のテタイア人だったんじゃないか、
という気がしてきたし(ちょっとクレイジーでワイルドなイメージ)、
ジョージョーの料理の才能も「発覚」し、
なんとなく、彼の未来のイメージが、旧作と違うような気がしてきました。
そして、セティ・ロルダの館で、料理人として活躍していたことを思い出し、
あ、そうか、となったわけです。
エレタナと、すごく仲良くなれる気がするし、ユナとも時々会えるだろうし。
そして、今回は、(決してジョージョーの代打ではないんだけど)
ヨルセイスが、ユナやルドウィンと一緒にクレナまでやってきます。
彼は、サラファーンの四部作でも最果ての国に渡っていたので、
本人も相当来たがっていたので、素直にそうしてもらいました。
(今後、親善大使として、ウォルダナで過ごす時期もあると思います。)
もうひとり、ユリス王子も来たがっていたけれど、あまり人数が増えるとややこしく
なるので、こちらは遠慮してもらいました。(ごめんね、ユリス)
彼も、親善大使として、近いうちに、人の世界に渡ると思います。
旧バージョンでは、第一章に、レアナの生徒として出てきた幼いハモン少年が、
ちょっと成長した姿で登場しています。
新学期の初日、という設定だったので、新入生として妹が入ってきて、
レアナにりんごを差し出すんですけれど、はずかしくて何もいえません。
そのとき、ハモン少年が、お兄ちゃんとして、
「ちょっと早いけど、うちのりんごはおいしいんです」とフォローします。
ハモン兄妹の家は、林檎園なんです。
このシーンは、新バージョンではカット。(ごめんね、ハモン)
ハモン一家が林檎園、という設定は、四部作を書く際に引き継ぎました。
林檎園と水車小屋とがある村のイメージは、外せないかな、と。
エピローグのお話は今回でおしまいで、
次回は、薬草使いのラシルとリー(あるいは片方ずつ)のエピソードの予定です。
病気して以来、体力もめっきり落ち、以前のエネルギーがいつ戻るか不安ですが、
まずはこうして、のんびりブログを綴っていこうと思っています。
(舞台裏の話はいくらでもあるので、つい色々と書いてしまって…^^;
楽しんでいただけますように。)
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