思いがけないお客さま ― 2026年05月04日 16:38
連休ですが、体調のこともあり、旅行や外出の予定はありません。
そんな昨日の昼前のことです。突然私のiPhoneが鳴りました。
発信者の名前を見てびっくり。東京の広告代理店に勤めていたときの同期の女性。
当時は一緒に旅行に行ったり、残業のあと夕食をともにしたりしていましたが、
その後、別々の会社に転職したり、彼女は留学もしたり、私は離婚、彼女は結婚、と、
それぞれの人生を歩んで、最後に会ったのは、コロナ禍のずっと前です。
信じられない思いで電話を取ると、「いま、名古屋にいるの」となつかしい声。
「え〜?! 名古屋のどこ??」
彼女の答えた地名は、我が家から地下鉄で20分もかからない場所でした。
前日まで、ちょっと疲れがたまって体調を崩していたのですが、どういうわけか、
昨日はわりと調子が良くて、近所のスーパーに行き、いなり寿司や押し寿司を
買ってきたところで、それを見た母に「ちょっと多いね。残ったら夜に食べる?」
などと言われていた、まさにそんなときです。
最寄り駅を彼女に伝え、ちょうどお昼ごはんがあるよ、と言って、迎えに行きました。
地下鉄の改札口で待っていると、なつかしい笑顔が手をふりながら駆けてきました。
いったい何年ぶりなんだろう。
名古屋飛ばし、などという言葉があるのに、よくぞ来てくれたと思って、理由を聞くと
「母方の祖父母が名古屋出身だから、住んでいたところなど見ておきたかった」とのこと。
名古屋は戦時下の大空襲で東京に次ぐ壊滅的な被害を受けています。
ゆかりのあるお寺なども焼けてしまっていたそうですが、それでも、このあたりに
住んでいた、というところは、見て回ったとのこと。
彼女は私のブログを読んでくれていて、身内のことや体調のことを気にかけて、
連絡しないでおこうと思ったらしいのですが、でもせっかく来たから、電話くらいして
声を聞こうと思ったそうです。
ちょうどタイミングがよくて、お互い、幸運でした。
我が家でお昼とお茶を一緒にして、ゆっくりおしゃべりしました。
彼女はがんサバイバーで、最後に会った時にも、少し聞いたのですが、詳しく聞いた
ことはなくて、本当に大変だったのだと知りました。私もがんになったから、
話しやすいということもあったかもしれません。
お互い、前向きに生きようね、とエールを送り合ったり、家族の話をしたり、
戦火の絶えない世界だけど、少しでも平和を目指す方向に行ってほしいねと話したり、
新入社員時代の思い出話をしたり、あっという間に時間が過ぎていきました。
彼女を駅に送り迎えして歩いたので、昨日は、先生から言われているノルマ
「一日、5〜6千歩」は軽々達成しました!
焦りは禁物ですが、私も早く体力を取り戻して、いろんな人に会いに行きたいと、
心から思いました。
いま、仕事も少しずつ(亀のように遅いけど)進めています。
『ユリディケ』の相関図は、あとエレタナを少し手直ししてもらえば完成です。
今は連休が入っているので、デザイナーの畠山さんも、ディレクターの荒川さんも、
それぞれご家族とゆっくり過ごされていると思います。
サイトに載せることが決まったら、またお知らせしますね。




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