近況&『ユリディケ』今後の連載予定2021年04月25日 15:52

ブログもネット連載もなかなか更新できずにごめんなさい。
体調は、過労気味なのをのぞけば、ほぼ回復したのですが、
家族をめぐる状況は依然厳しく、今はそのサポートでいっぱいいっぱいです。

『ユリディケ』は残り数章。
何度も休載したくないので、再開したときには、きちんと月2回のペースで
更新したいと思ってきましたが、
書き上がっている次章、38章は、4月28日に公開しようと考えています。
37章が思い切り中途半端な(そして絶望的な)状況で終わっているので、
こんなところで長いことお待たせしているのが申し訳なくて。
(自分が読者だったら、やだなぁって。)
じゃ、38章はきりがいいのか?と聞かれれば、決してそうではないのですが
(というか、中途半端という意味では、さらに中途半端かも。すみませんm(_ _)m)
少なくとも、何人かの人物について、どうなったかペンディングになっていることが
見えてくる章なので、ここまではお伝えしておきたい、と。
39章からエピローグまでは、7月以降を予定しています。

第三部は、大幅に加筆訂正していて、30章以降は、ほぼ何もないところから
書いています。
前にこのブログで書きましたが、サラファーンの四部作を書き終えたあとでは、
グルバダ(ダイロス)の人物造形が、従来のままではかなり違和感があることと、
最低でも四部作に出てきていたこの人物は、また出てこなきゃ!という人物を、
薬草使いの少年として、新たに登場させたことなどが、その理由です。
(彼のことは、いずれブログの記事にしますね。)
物語の流れは基本的に変わっていませんし、
読み終わった人がハッピーな気持ちになれたら、という願いも変わっていません。

長編の執筆で大事なのは、体力! なにがなくとも体力です。
また、途中で休んでしまうと、書く筋肉が衰え、リハビリが必要です。
そのリハビリとして、これまでのパートで気になっているところに
手を入れながら、先のプロットや背景、ストーリーをファイルにまとめてきました。
こうした物語は、バーンと時間を取って、一気に書くのが望ましいのですが、
今の状況では望めないので、体力と時間のないなかでも、
なんとか工夫してできるよう、チャレンジしています!

コロナ禍が続いています。
そして、コロナが原因で、たくさんの問題が起きています。
医療崩壊や、医療関係者の方々の過労、DV、失業、社会不安…。
わたしの家族と同じ、鬱病も増えていると聞きます。
大変な毎日ですが、こんなときだからこそ、想像力を使って
相手のことを思いやり、お互いにやさしい社会でありたいですね。