「10 Years After 未来への分岐点」2020年01月06日 14:48

元旦のNHKスペシャル「10 Years After 未来への分岐点」は、
真っ向から現在と未来を見つめた番組でした。
気がついたたら半分終わっていてガ〜ン!
でも、再放送が明日の深夜にあります。(よかった〜。録画予約しました!)

現在世界が直面している、地球温暖化、食糧や水資源、AIやバイオテクノロジーの
急速な発展などの問題に、この10年、どのように向き合っていくか。
さまざまな分野の専門家は、それが、地球の未来を決める大きな分岐点になると
口をそろえていっているそうです。
ホーキング博士も、遺作の中で、同様のことを熱を込めて語っていました。
「いまなら間に合う。すぐに行動しよう!」と。
(この本のことは、いつか紹介したいと思っています。)

わたしが見た後半、海洋ゴミの問題に取り組む若者が登場しました。
オランダの25歳の男性です。17歳の時、プラスチック容器やペットボトルが
大量に捨てられて、海の生態系に大きな影響を与えていることに胸を痛め、
オーシャン・クリーンアップ・プロジェクトを始めた若者です。
本当にすごい。グレタさんもそうですが、世界のことを思う愛と情熱
たったひとりで始める勇気には、自分もコツコツとできることをしようと
励まされます。

水資源に関しては、先日亡くなった中村哲さんの活動が紹介されていました。
中村さんも、実直に、誠実に、ひとつひとつ積み上げていった人。
あらためてその死が惜しまれます。

いずれ人間の知能を凌駕するだろうとされるAIに関しては、
「ターミネーター」の映像(!)を例に出して、とりあげられていました。
人による生命デザインも、科学が暴走しそうで、大きな注意が必要な問題です。
見逃した前半は、気候変動問題をとりあげていたのだと思います。

再放送は、NHK総合で、8日の0時35分〜1時50分(7日の深夜)。
新しい年の最初にふさわしい素晴らしい番組です。
たくさんの人に見てほしいです!

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