気候クライシス〜科学者からの警告2020年01月13日 11:17

今日、1月13日午後11時から、NHKBS1で、BS1スペシャル

去年日本を襲った巨大台風のような未曾有の災害が、世界各地で起きています。
国連機関IPCCの科学者たちは、このままの生活を続ければ
「気候変動により人間が暮らせる場所が地球から次々と消失する」と警告。
番組は気候変動の実態と対策を検証するというもの。
「アバター」や「ターミネーター」のキャメロン監督の取り組みも紹介するそうです。

先日少し紹介したNHKスペシャル「10 Years After未来への分岐点」でも、
気候変動の問題は大きく取り上げていました。
あのときは、前半を見そびれたので、8日の再放送で見ました。

その記事で「オーシャン・クリーンアップ・プロジェクト」を始めた若者のことを
書きましたが、その若者、オランダのボイヤン・スラットさんが、
きっかけは、15歳のとき、ギリシャへ家族旅行に行ったことだと語っていました。

彼は、美しい海で泳ごうと心ときめかせていたのに、実際に泳いでみると、
魚よりもゴミのほうが多くて、とてもがっかりしたそうです。
それが、海をきれいにしたいという思いに繋がり、
17歳のときにしたTEDスピーチが大勢の大人たちの胸を打ち、
大きなプロジェクトへとなっていったのでした。

このNHKスペシャルでは、2030年に、CO2を半分まで削減するには、
なにをすればよいのかを
国立環境研究所地球環境センター副センター長の江守正多さんが、
わかりやすく説明していました。
(わたしが最初にグレタさんのことを詳しく知ったのは、江守さんの記事で
ずっと、どんな方か気になっていたので、お話を聞けてうれしかったです。)

江守さんによると、温室効果ガスをへらすには、石炭火力発電所の新設の中止、
再生エネルギーの拡大、脱プラスチック(プラスチックは製造過程で二酸化炭素を
発生させるし、海に漂っているときも発生させ続けるそうです!)
それらを可能にするイノベーションが必要だけれど、
何よりも必要なのは、「常識の変化」だそうです。

そうはいっても、石炭は必要だよね、とか、プラスチックはいるよね、という
常識を変えること。
新しいイノベーションで、それを乗り越えていくこと、というお話でした。
同時に、ひとりひとりが暮らしを見直すことも大切だと感じます。

ところで、多くの人が、危機を危機として感じていないのはあたりまえだと
グレタさんはいっています。
これまで、ほとんど知らされていなかったから、と。

かけがえのない地球という星を、若い世代に受け渡すためにも、
自分の利益しか考えない政治家や、お金儲けを第一に考える企業の言うことではなく
(もちろん、そうした政治家や企業ばかりではありませんが)
まず、地道に客観的に事実を集め、データを分析している科学者たちの声に
真摯に耳を傾けたいと思います。

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