希望は行動から生まれる〜グレタさんの言葉2019年09月30日 18:21


TEDプレゼンテーション(2018年11月ストックホルム)

スウェーデンのひとりの少女が、世界を変えようとしています。
グレタ・トゥーンベリさん。16歳。環境活動家。

国連の気候変動スピーチで日本でも大きく取りあげられました。

グレタさんは去年の8月、政府に気候変動問題を訴えるため
スウェーデンの国会議事堂前でたったひとりで座り込みを始めました。
こちらも報道されている通り、今では世界各地の若者が賛同し、ストをしています。

これまでの30年間、気候変動を訴える科学者はいても
政治家や実業家は目先の経済発展を優先し、それを無視してきました。
「まさかそんなことは起こらないだろう」そう思っているのでしょう。
実際に世界の崩壊が起こるまで、そんなことは信じたくないのでしょう。

でも、それでは、若い世代にとっては、遅すぎます。
待ったなしの状況なのですから。

去年行われたこのTEDのスピーチで彼女は、希望は必要だといいます。
でも、希望以上に必要なのは行動だ、と続けます。
いったん行動を始めれば、希望が生まれる。そう言っています。
本当にその通りだと思います。

同じくこのTEDのプレゼンテーションの中で、
グレタさんは、自身がアスペルガー症候群であることも公表しています。
彼女のスピーチを聴きたくてきている人を前に
先日の国連のスピーチよりも、落ち着いて話しています。
どうぞ、耳を傾けてみてくださいね。

わたしも、作品に同じ想いを込めて書き続けいます。
世間には届かないのかなぁと、元気をなくすときもあるけれど
彼女の言葉に、勇気をもらいます。
落ち込んではいられません!

コメント

_ ナンシー ― 2019年10月02日 14:04

グレタ・トゥーンベリさんのスピーチを初めて聞きました。
とても16歳とは思えないほど堂々としていて、深く考えさせられました。
たった一人でも行動すること。やり続けること。
「ハチドリのひとしずく」ですね。
最近の異常気象。地球が悲鳴をあげていると思えてなりません。
未来の地球のために、私たちのために、行動すること。やり続けること。
小さなことでも私にできることをやり続けようと、私も勇気をもらいました。

_ fumiko ― 2019年10月02日 15:53

コメントありがとうございます。
「ハチドリのひとしずく」〜アンデスに伝わる、森の火事を
水を一滴ずつ運んで消そうとするハチドリのお話ですね。
本当に、あきらめずに続けることが大切だと、心から思います。

_ grendel's mum ― 2019年10月03日 22:25

ご無沙汰してしまってすみません!
『長靴下のピッピ』のおさげ髪のピッピを思い出させるようなグレタさん、すばらしいスピーチですね。行動せず何もしないで傍観することの罪について改めて考えさせられました。『アラファーンの星』が伝えようとした想いを共有する人は多くいるのだという勇気も湧いてきますね!

_ fumiko ― 2019年10月04日 09:49

grendel's mumさま
ありがとうございます。
ピッピと同じスウェーデンのグレタさん、ピッピのように
強く優しいですよね! 見習わなくちゃと思います。

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